視察2日目の午後はいわき市久之浜地区の被災地を訪れました。市久之浜第一小学校横に設立された浜風商店街には震災当時の写真が掲示されており、そこからの復旧、復興に向けた被災地の方々や支援する皆さんの憤りを感じました。
その後、久之浜の海岸へ向かい、壮絶な津波被害の残した傷跡を目の当たりにしました。前日の夜、宿泊先でNPO法人トチギ環境未来基地の塚本理事長より、いわき市の震災被害の現状とボランティア活動についてお話を伺っていましたが、スライドとは違い実地で見た景観は被害の恐ろしさを物語っていました。
当日は復興に向けた花火大会が企画されており、出店や屋台で大変な賑わいとなっていました。現実を受けとめながらも「復興に向けて力強く生きるんだ!」こんなメッセージが私の耳に聞こえてきました。
その後、いわき市中央台のある仮設住宅が立地された住宅街をバスで通りましたが、ここに住まれている被災者の方々が震災前の生活に戻るまで、私達富士宮地区労福協の支援活動は何らかの形で継続していかなくてはならないと改めて強く誓いました。
労福協の社会貢献活動を深く考えることができた視察であり、参加役員一同で今後の方向性について充分議論を行い、総括をしていきたいと思います。
NPO法人いわきの森に親しむ会の松崎理事長や野口さん、塚本理事長他多くのボランティアの皆さんと関わり合うことができ、貴重な体験ができました。今後も富士宮地区労福協の社会貢献活動におけるサポーター役としてご協力お願いします。大変ありがとうございました。