2024年12月17日(火)、富士宮市役所において富士宮市長との懇談会を開催し、市に対し行政要望書を提出しました。市からは須藤富士宮市長のほか担当部署の代表、労福協からは飯室会長、高橋副会長、足立副会長、塩川副会長、浦本事務局長、高橋事務局次長の6名が参加し、富士宮市の勤労者の声に耳を傾けていただきました。
6月より労福協の各会員から要望を集約し、この間、内容の確認や調査を行い、多くの要望事項から三役会・幹事会を経て以下の4項目の要望に取りまとめました。
【富士宮地区労福協の要望事項】
1.高齢化が進む山間地域の整備されていない山林の積極的な間伐と、土砂崩壊などの山地災害が起きにくい森林を育てるための計画について
2.保健室サポート支援員の新設について
3.無痛分娩費用の補助または無償化について
4.市に勤務する非正規職員(会計年度任用職員)の福利厚生の拡充について
冒頭、飯室会長から須藤市長に要望書を提出しつつ、市長に対し公務多忙の中にあっても、毎年熱心に勤労者の声に耳を傾けていただけることに感謝申し上げるとともに、労福協は地区の勤労者の声を行政に届ける役割を担っているため、真摯な検討と協議をお願いしました。
市長からは「来年度からは森林整備を行う林業事業者の人材育成、作業効率向上を目的とした補助金を新たに開始する予定。災害対策として、森林経営計画の推進や小規模ながら市民の要望に沿った治山事業ができるように努めたい。」「非正規職員に対する福利厚生については、会計年度を任期とする非常勤職であることから、福利厚生制度に相違が生じてしまうのはやむを得ない。国の非常勤職員に準じた休暇制度としていることから、市が独自に常勤職員と同様の休暇制度とするのは難しい。」との回答をいただきました。
富士宮地区労福協は勤労者からの声を行政に届けるため、今後も活動を続けていきます。
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