第11回森づくり活動を2021年11月13日(土)に実施し、労福協役員を中心に19名が参加しました。当日は、秋晴れの清々しい陽気でしたが、早朝の田貫湖周辺には晩秋らしい肌寒さも感じられました。
今回も、はじめての参加というメンバーも多く、また女性も3名参加いただきました。協力団体であるホールアースからは3名の指導員を派遣いただき、怪我や事故を防止するために、絶えずご指導をいただきながら間伐作業を進めます。
活動開始前には、危険予測のと気持ち合わせのミーティングをしっかりし、準備体操をした上で3班にわかれ森に入ります。
1本目の木を選んだら、まずは手順を全員で確認。上、足元、周囲、伐倒方向などの安全を順に指差し点検した上で、木を倒す方向に受け口を三角に伐り出すことから作業を開始します。手持ちのノコギリで人力で間伐を進めますので、最初は悪戦苦闘することになりますが、1本2本と伐り進めるうちにチームワークも良くなり、狙った方向に木を倒せるようになります。木を倒す際にはロープで引っ張ったり、切り倒した木を運ぶのも人力。足場の悪い森の中で、伐っては運ぶの作業で半日身体を酷使いただいたメンバーのみなさん、くれぐれも筋肉痛にお気を付けください。
今回の間伐作業も怪我無く終えることができました。サポートいただいたホールアースの皆さん、毎回丁寧にご指導をいただき、ありがとうございます。この森づくり活動も11回目を迎え、森の中にも光が届く場所が増えています。作業場所も、道路側の緩斜面から徐々に森の奥へと進んでおり、活動の成果の広がりを感じます。自分たちの手で森づくりを進めている実感と、間伐により木漏れ日が届くことで清々しい達成感を感じられますので、初めてという方もぜひ次の機会にはご参加ください。
最後に記念撮影です。私たちが森づくりを進める場所は、田貫湖畔から長者ヶ岳につながる山道沿いで、入口にある「ろうきん森の学校」の看板が目印になっています。
何十年もかかって成長した木を伐採することは、よりよい木を育てる為、森の再生に向けて大切な作業です。日の光が十分に差し込み、下草の茂る明るい森になることを願い、最後に全員で集合写真を・・ 「はい、ポーズ!」