活動&報告

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労福協役員視察研修 2019

2019年10月6日・7日の2日間、2年に1度の恒例行事になります労福協役員視察研修を実施しました。今回はSDGsをはじめ環境問題をテーマに、労福協活動の広がりや地域共生を目指して、クロネコヤマト羽田クロノゲートと埼玉県入間郡の産業廃棄物の中間処理施設である石坂産業を視察しました。

参加者は小林会長以下、総勢10名で早朝から富士宮を出発し、バスで羽田経由埼玉方面へ向かいました。

羽田クロノゲートでは、ガイドの方に映像を交えながら解説いただき、全てオートメーション化された機械や、実際の宅配業務の仕分け現場を見学しました。宅配業務だけでなく、家電の修理や医療機器の貸し出し・洗浄、印刷業務等、想像を超える様々な付加価値機能が備わり、参加者の皆さんも興味津々に見学されていました。

翌日は石坂産業が経営する三富今昔村と呼ばれる施設の視察を行いました。ウェルカムドリンクやお茶菓子まで全て石坂産業が手掛けるブランドで用意されていて驚きました。まずは会議室で清水様より石坂産業の歴史や施設の概要について、スライドを用いてわかりやすく説明いただきました。参加者の皆さんからもたくさんの質問が出され担当者の方も感心されていました。

基礎知識を習得したところで会議室を飛び出し、工場の中を見学させていただきました。産業廃棄物の中間処理施設とは思えないほど整理・工夫がされ、働いている方々も皆さん笑顔で元気な挨拶をしてくださり、とても気持ちがよかったです。最後は人の手で何度も分別がされ、最終的には98%がリサイクルされるという実績にも驚きました。

石坂産業では地域の環境を守る為、里山の保全活動や地域交流プラザの運営等、本業とは別に多くの事業を行っていました。地域住民の憩いの場として三富今昔村が活用されている現状を見ることができ、過去に住民とのトラブルがあったとは思えないほど、地域の方に愛されていました。

2日間の視察研修を終え、両施設ともに環境への配慮や地域との共生等、大変勉強になりました。分別やリサイクルの重要性も改めて認識しました。自分たちにできることを考え、富士宮地区労福協の今後の活動に活かしていけるよう情報を還元していきます。

ご参加いただきました役員の皆様、ご協力いただきました施設関係者の方々、大変お世話になりました。

参加者の方の感想と写真はPDFでアップしていますので是非ご覧ください。