2016年2月6日に富士宮市保健センターで、静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部主催「脳いきいき講座」を後援し開催しました。参加者は100名の募集を上回る120名超の方が参加されました。
講師は、第一部「認知症の正しい理解」を日本認知症学会理事長の志村孚城氏、第二部「認知症の予防と秘訣」を浜松人間科学研究所所長の奥村恵理子氏が行いました。
認知症の理解と初期症状について、資料を基に詳しくお話しいただきました。認知症とは、いったん正常に発達した知的機能が脳の障害により低下し、それまで可能であった日常生活に支障をきたしている状態とのことです。
人間の行動を決定する前頭前野の機能を低下させない生活の3原則は以下の内容でした。
・いつまでも意欲を充実させる。
・自分で計画し、実行する生活。
・人と人との交流を続ける。
是非、皆さんにも実行していただきたいと思います。また、当日ご挨拶いただいた富士宮地区労福協会長から、ご自身の経験をお伝えしたところ、参加者の皆さんも頷いていらっしゃいました。
今後とも皆さんの健康に関わる情報提供につながるセミナーの開催を心掛けていきたいと思います。
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