活動&報告

活動&報告

労福協役員視察研修 その②(岐阜県立森林文化アカデミー)

視察2日目、岐阜県立森林文化アカデミーを見学しました。アカデミーは前身の林業短期大学を2001年に「森や木に関わる生き方をめざす人の為の専門学校」として、開学しました。1学年40名(クリエーター科、エンジニア科)の計80名が定員で、林業再生、木造建築、ものづくり、山村づくり、環境教育等の各専門授業を行っています。生徒80名に対して、18名の教員がおり、手厚い教育がされています。
今回同行いただいたホールアースの大武さんはアカデミーの第1期卒業生で、グリーンウッドワーク協会の小野さんも卒業生、大村さんは現役の在校生でした。

自然豊かな山間に素晴らしい校舎や作業場等、森と木に関わる専門学校にふさわしい施設といっても過言ではありません。こういう環境で学習するからこそ創造力が培われると確信しました。校内の至るところに生徒達の建築モデルが立ち並んでいます。幼少の頃、読んだ「トムソーヤの冒険」を思い出しました。

卒業生達の大半は自ら起業するもの、関連したNPO団体に所属するもの、県の職員として林業の分野で働くもの等、ここで学んだ知識を使って、全国各地で活躍しています。