2014年6月7日(土)に富士地域労福協主催で富士山清掃を行いました。富士地区労福協と富士宮労福協の会員及び一般参加の市民を加えた総勢85名、バス2台で開会式を行う富士山こどもの国へ向かいました。
この清掃活動を企画したきっかけは、昨年11月に開催した福祉とくらしのセミナーで「野口健さん」を講師に招き、富士山のゴミ問題について講演いただいたことです。役員一同感銘を受け、何か自分達でできることはないか?役員会で議論を重ねた結果、今回の富士山清掃を企画、実施することになりました。
「世界文化遺産を守るボランティアに参加しよう」を合言葉に労福協会員はもちろん行政の広報誌や西山会長のラジオ出演も功を奏して、当初心配していた参加者はアッという間に定員の80名を超えました。
当日はあいにくの天候で雨風が強く、富士山こどもの国で行う予定だった開会式は中止し、一路作業場所の富士市大渕地区国道469号沿線に向かいました。1号車と2号車で2班に分かれて作業行いました。
雨具姿の参加者は幼稚園児や20代の若者から最高齢77才の方まで様々な年齢層の中で、沿線のゴミをトンガで拾いあげていきました。車で走っていると草むらであまりわかりませんが、歩いて確認すると、食料品のビニールゴミやタバコのゴミが大変多く捨てられており、驚きました。中でもタバコのゴミは凄い量で投げ捨ててあり、心無い方々のマナーの悪さに愕然としました。タバコのフィルターはそのまま腐らずに残っており、小動物が誤飲することがあるとの話も聞きました。愛煙家の皆さん、マナーを守っていきましょう!
さて、2班に分かれた作業も約1時間半行い、ゴミを持ち合い合流しました。短い時間ではありましたが、軽トラックの荷台に山盛り一杯のゴミを回収できました。
悪天候の中、参加者一同で頑張った甲斐もあってか、雨はすっかり止んで閉会式を行うことができました。中々霧で見ることができない富士山も顔覗かせて、微力ではありますが、清掃活動の達成感や爽快感を味あうことができました。
今後も富士地域労福協として、地域の環境保護について様々な形で関わっていきたいと思います。
当日ご協力いただいたNPO富士山クラブのスタッフの皆さん、悪天候の中、ありがとうございました。
参加された一般市民の皆さんも労福協の活動について、これからも見届けていただきたいと思います。