活動&報告

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第25回 富士宮地区労福協 新年の集い 2022

2022年1月14日(金)に「富士宮地区労福協新年の集い」を開催しました。昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大から開催を見合わせましたので、2年ぶりとなります。本年は参加者を絞り、鏡開きや会食なども中止とするなど、拡大傾向に転じていた感染症への対策を徹底した上で実施いたしました。

例年、労福協会員から100名以上の参加をいただけるところですが、本年は52名と半数の参加者が、会場の富嶽温泉ホテル「花の湯」へと参集いただきました。
冒頭、小林会長からは「コロナの再拡大で、急遽食事を伴わない方法に変更したことにご理解をいただきたい。今は幼稚園児でも“自己責任”を口にする時代であるが、コロナによる収入減や格差の拡大など、自分の力ではどうにもならないこともある。こういう時代だからこそ労福協の掲げる“共助の精神”を広げ、働く者同士で助け合いながらコロナ禍に立ち向かっていきたい」との挨拶がありました。また、来賓としてご臨席いただきました須藤市長からは「コロナは企業も市民も例外なく影響を受けたが、ワクチン接種などを推し進め、日常を取り戻せるよう政策を進める。本年は市政80年の記念すべき年であり様々な事業も企画している。富士宮市は、助成金や教育・住宅融資の提携などで勤労者を支援しているが、今後も継続を約束したい」との力強い応援をいただきました。

次いで、馬飼野副会長から、新型コロナウイルスの渦中にあっても、「人は集うことが必要であり、集うことのできる場面を大切にしたい」との挨拶と「乾杯!」の発声で会がスタートしました。乾杯のグラスが「ウーロン茶」で満たされるのも、コロナ禍ならではの光景です。

例年同様、飯室事務局長の名司会で進行しますが、会食・歓談を見合わせたことから、早速「若者の会」によるゲームスタートとなります。鍋田会長から活動紹介と挨拶、佐野幹事、飯塚幹事からルール説明のあと、今年は「ラケットボールリレー」に挑戦しました。
各テーブル5~6名全員により、おもちゃのテニスラケットで羽根つきのようにボールをリレーします。1分間で何人目までラリーを繋げることができるかを競いますが、大きなボールにもかかわらずラリーはなかなか繋がらず、ボールを落とすと1人目から再スタートの厳しいルール。ラケットを持つ手に感染症対策でビニール手袋をしていることも、手元がおぼつかなくなる原因となったのか、何度もやり直し悪戦苦闘するチームが続出しました。そのような中、1位のチームは延べ20人(2往復)以上ラリーが繋がり、上位3チームには景品が手渡されました。

ゲームのあとは、メインイベントの大抽選会です。労福協幹事会員や福祉事業団体から提供された賞品を中心に、今年も豪華賞品を取り揃えました。松村副会長の和やかな進行により、各会員代表者は自組織の紹介と抽選をし、参加者へ次々と賞品が手渡され、高額な商品券やお目当ての賞品をゲットされた方は大変喜んでいらっしゃいました。今回は参加者も絞られていたことから、参加者全員に景品が行き渡りました。

最後に、坪井副会長から、「コロナ禍で働く人の暮らしには様々な影響が及んでいると思われるが、労福協は勤労者の暮らしが豊かなものになるよう、2022年もしっかりと活動を継続していきたい」との力強い挨拶があり、今年最初の気持ち合わせができました。

新年のスタートにあたり、多くの会員の皆様と新年の顔合わせができ、ゲームや抽選会で楽しいひと時を過ごすことができました。新型コロナウイルス感染症はまだまだ気にかかるところですが、今年も労福協は勤労者の暮らしに寄り添う活動を展開して参りますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。