活動&報告

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記念すべき10周年!! 労福協第13回森づくり活動

第13回森づくり活動を2023年5月27日(土)に実施し、労福協役員を中心に23名が参加しました。この森づくり活動ですが、2013年10月5日より開始し、今年で記念すべき10周年となりました。回数としては、2014年と2015年は年2回実施しているため、今回で13回目となります。

この活動を立ち上げた方々にもご参加いただき、開会式では立ち上げた経緯や活動の趣旨についてご説明いただきました。当時、労福協でアンケートを実施し、これまでの取組みを検証しながら議論を重ね、これからの富士宮地区の未来に目を向けた、地域に根差した社会貢献活動として、この活動が始まったことを学びました。

さて、活動については今回も、はじめて参加するメンバーが多く、また女性にも3名参加いただきました。協力団体であるホールアースからは3名の指導員を派遣いただき、怪我や事故を防止するために、絶えずご指導をいただきながら間伐作業を進めました。

活動開始前には、危険予測と気持ち合わせのためのミーティングをしっかりし、準備体操をした上で3班にわかれ森に入ります。
生育状態の悪い木を選んだら、まずは手順を全員で確認。上、足元、周囲、伐倒方向などの安全を順に指差し点検した上で、木を倒す方向に受け口を三角に伐り出すことから作業を開始します。森の奥ではまだまだ木がひしめき合っているため、伐倒方向を間違えてしまうとうまく伐り倒すことができません。細心の注意を払いながら、手持ちのノコギリで人力で作業を進めます。木を倒す際にはロープで引っ張るのですが、他の木に引っかかり、なかなか倒れず苦労しました。倒した木を運ぶのも人力ですので、傾斜した森の中では足場が悪く、一瞬ヒヤリとする場面もありましたが、無事ケガもなく作業を終了することができました。ご参加いただいた皆さん、大変お疲れ様でした。そして、サポートいただいたホールアースの皆さん、毎回丁寧なご指導をいただき、ありがとうございます。

最後に、この活動を立ち上げた当時の想いを大切に受け継ぎながら、新しいアイデアを加え、更に充実した活動に発展させていきたいと思います。私たちが森づくりを進める場所は、田貫湖畔から小田貫湿原(長者ヶ岳)へとつながる山道沿いで、入口にある「ろうきん森の学校」の看板が目印になっていますので、近くをお立ち寄りの際はぜひご覧ください。