活動&報告

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第57回 富士宮地区労福協総会

2022年7月15日(金)、富士宮市民文化会館小ホールにて第57回富士宮地区労福協総会を開催し、労福協会員の代議員など総勢43名の皆様にご参加いただきました。

新型コロナウイルス感染症の影響は依然として続く中、本年度も会員からの参加を1~2名に限定させていただきましたが、来賓もお招きし、少人数・短時間ではあったものの従前に近い形での開催となりました。

冒頭、小林会長より、参集いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、労福協は全国に展開する組織であり、その使命は各地の「勤労者福祉と暮らしの安定と向上」にあることを説明しました。また、使命を果たす上での活動の中心に「行政要望」があり、勤労者の声を市政に届けながら、行政トップである市長にも協議に参画いただくことで相互に理解を深め、勤労者の暮らしに役立つ施策の実現に向けた活動が進めていけることを説明し、今後も労福協活動への理解と協力をお願いしたいとの挨拶がありました。

また、ご多忙中にもかかわらず来賓として臨席いただいた県労福協池冨理事長からは、コロナ禍にあっても労福協の基本である「困ったときはお互い様」の精神を大切に運動をしっかり進めていくため、県労福協の活動やフードバンクの活動への引き続きの理解と協力をいただきたいとの挨拶をいただきました。次いで須藤富士宮市長からは、市政80年の節目を迎える中、労福協と市のさらなる連携の必要性について触れ、市が元気になるためには勤労者の生活向上が重要であり、市としても勤労者の声に真摯に耳を傾け、各種施策の実現を目指していくとの力強いメッセージがありました。最後に富士宮市勤労者共済会(ハピネスふじやま)の河原崎会長からは、コロナ禍で様々な制約はあるものの、同じ勤労者福祉向上を目指す団体として、労福協と勤労者共済会が工夫と協力をしながら、福祉の輪をより多くの勤労者に広げていきたいとの呼びかけがされました。

続いて6議案を飯室事務局長を中心に提案し、全て満場一致の拍手で承認いただき、第7号議案として、松村副会長よりメインスローガンである「すべての働く人の幸せと豊かさをめざして、連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!!」の他、3つのサブスローガンを提案・採択して終了しました。

今総会では、これまで長きにわたり労福協活動を牽引いただいた小林会長(テルモ労働組合)、佐藤幹事(ダスキン富士宮互助会)が退任され、飯室新会長(ニッピ労働組合)以下新たな体制での船出となりました。両氏の労福協活動への貢献にあらためて感謝申し上げるとともに、これまで多くの先輩方がリレーしてきた労福協運動の「たすき」を未来へと繋ぎ、労福協の基本理念である「労働者の福祉要求の実現を通じて、労働者及びその家族の生活向上と安定を図り、真に平和で豊かな暮らしを保障する社会を創る」を実現すべく、新たな一歩を踏み出します。

本総会の決議を経て、2022年度の活動は本格的なスタートとなります。新型コロナウイルス感染症は再び拡大傾向にありますが、労福協の歩みを止めることなく、勤労者の生活に寄り添った様々な企画を展開して参りますので、多くの皆様の参加を心よりお待ちしています。

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